試合には適度な緊張感で臨む!練習の成果を発揮するためのメンタルと体を手に入れよう!
リオオリンピック、盛り上がってますね~。
現時点で日本は、
金:10枚
銀:5枚
銅:18枚
です。素晴らしい!
とくに卓球女子団体のチームワークには感動しました。
福原愛ちゃん、昔は「泣き虫愛ちゃん」と言われていた時代が懐かしい...
さて、世界を舞台に戦い続けるオリンピック選手、アスリートの人たちって、その身体能力の凄さはもちろんのこと何よりもメンタルの強さが素晴らしいです。
日ごろの練習の成果を本番で100%発揮する、これって実は相当難しいことですよね。
練習以上にパフォーマンスを発揮できる人もいれば、練習でしか実力を発揮できない人もいます。
みんなどのようにメンタルを鍛えているのでしょうか。
試合でも競っている時こそ平常心でいたいですよね?
今回は「強靭なメンタル」を作りあげるプロセスに迫ってみたいと思います。
緊張感にはゾーン(興奮レベル)があることを知る
良い緊張感ってありますよね?
固くなり過ぎず、かといって注意散漫でもない状態。
練習時の自分に一番近い状態とも言えるでしょうか。
これが試合に一番適している興奮レベル2の状態であり、このレベルをゾーンと呼びます。
「ゾーンに入る」という表現を聞いたことがないでしょうか。
あのゾーンとはこの興奮レベル2を指しています。
ではその興奮レベルとは何なのか、このレベルは3まで定義されており、レベル1~3は以下のような状態を指しています。
【レベル1】
・気分がのらない
・注意散漫
・あきらめ
・なげやり
【レベル2(ゾーン)】
・注意集中
・適度な興奮
・わくわく感
【レベル3】
・あせり
・ろうばい
・りきみ
・自分を制御不能
練習はたくさんしたのに緊張して力を発揮できなかった...これは興奮レベル3ですね。
逆に練習はあまりしていないし、どうせダメだよね...これは興奮レベル1ですね。
世界で勝負するようなトップアスリート達は常にこの興奮レベル2(ゾーン)に入っていると言えるでしょう。
ゾーンにはどうやって入るのか
私個人の経験も含め、大きくは下記4点
1.イメージトレーニング
試合前日はがっつり練習するというよりは頭の中で良いプレーをイメージするのが効果的です。
理想的な展開(良いサーブカット、良いトス、良いスパイクまで)を何度もイメージし、脳を洗脳します。
人間の脳は以外と単純なのでイメージし続けるとそれが実体験したと勘違いします。なので実際に練習するよりも効果的だったりするわけです。
2.ルーチン
野球選手のイチローは毎朝カレーライスを食べるそうです。
そして、バッターボックスに入る前、入った後と常に同じ動きをしていますよね。
これがルーチンです。
いつもやってること、いつもの振る舞いを試合当日もすることで、いつも通りの平常心でいられるわけです。
誰かのルーチンを真似るのも良いですし、自分なりのルーチンを見つけるのも良いですね。
3.食事
この話しをすると長くなりますが、低糖質な食事は脳にも体も良いとされています。
(※この辺の話しは別の章でしっかりと解説したいと思います。)
炭水化物や加糖されたお菓子全般を最低でも試合前日、理想は1週間ほど抜くことで脳と体が高いパフォーマンスを出すことができます。
低糖質の目安としては炭水化物を1日50g以下に抑える程度となります。
これは実体験も踏まえかなりオススメです。練習以上の成果を出したい方は是非取り組んでみてください。
4.睡眠
スポーツマンにとっての基本ですね。
長々とした説明は省きますが、
午前0時前(いわゆるゴールデンタイム)には寝て、6時間の睡眠は確保しましょう。
レム睡眠、ノンレム睡眠の関係から1時間半刻みの睡眠がスッキリ置きれる間隔とされています。
夜勤明けで試合って人は1時間半でタイマーをかけて寝る。
遊びすぎて寝る時間が取れないって人は3時間後にアラームをセットする。
がっつり寝れる人は6時間または7時間半後にアラームをセットする。
睡眠も練習と同じく、量が取れなければ質にこだわってみましょう。
要約
いかがだったでしょうか?
トップアスリート達はこれらを当たり前に取り組み続けています。
華やかしさの裏にはこういった地道な努力と自分自身の分析をしているわけですね。
どれも難しいことではありません。
これなら私にもできそう!っていうものがあれば試しに実践してみてください。
試合で実力が発揮できないってのは凄く勿体ないことですからね。
1人の油断がチームの命取りになってしまうのもチーム競技の醍醐味でもあります。
競合チームに勝つためにはスキル以外にも武器を持っておくべきです。
これからもその武器となるものを紹介していけたらと思います。
応援よろしくお願いします^ ^